2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

仏教は「入門」すれば何とかなる

行動する仏教: 法然・親鸞の教えを受けつぐ (ちくま学芸文庫)作者: 阿満利麿出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/08/09メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログを見る 佐伯さんの本のまえ、とぎれとぎれに読み続けていた阿満さんの『行動する仏…

むしろ「脱・幸福論」を

本書は、このブログ、3月11日の新聞記事の紹介で取り上げていた。 私が読んだのは、3月15日で8刷。かなり売れているらしい。 もともと、「新潮45」2010年12月号〜2011年8月号に連載したものを新書にまとめたという。9章にわたってさまざまなテーマが取り上…

まず、自分の意見を言うこと

それはある意味、それにふさわしい「強さ」が必要なことなのかも知れない。しかし、それは、状況次第であろう。 人はいつでも、どこでも、自分の意見を述べる自由を持つ。基本的人権の一つだ。(蛇足に類するが、意図的に他者を傷つけようとして発言すること…

地味な話の中にほんとの実際がある

なるほどなあ、と思わせられた。体験しなければわからないことがある。そのことは肝に銘じておこう。 寺の掲示板に放射能「本日の放射線量」の計測数値が張り出されているというのは、ある種、感動的でさえある。さすがに、浄土真宗大谷(東本願寺)派だ! …

たしかに「縁」ではあるが…

まだ、書きたいことがあります。とりあえず、記事を引用しました。 「絆」は、強い結びつきであるが故に 絆という言葉が当たり前のように「必要」とされ、疑いもなく「善」であり、「美徳」であるかのように思われているらしい。いや、マスコミはこぞってそ…

「無常観」に何を期待するか

. 3月9日の朝日新聞「オピニオン」欄に、山崎正和へのインタビューが掲載された。その後半部分を紹介しながら、考えてみた。 「無常」観が、どれほどの「力」として期待されているか?という理解しがたさが残る。それは、気分を安定させるための一種のイデ…

「おためごかし」の親鸞論―知識人のいやがらせか?―

「そんなお為ごかしはもう聞きあきた」 I'm tired of hearing about how it's all for my own good. …web辞典で調べたらこうあった。 I'm とは「親鸞」ファンのことだ。 . またしても!まちがった「他力論」 つぎの新聞記事を読んでみてください。 とりわけ…